◯翔工房
紡ぎ、染め、織る。福岡県小郡市の田園風景の中にある、織り物の工房です。 ◯SHOテキスタイル研究所 翔工房の教室の中から、より高いレベルでやってみよう!そう思った人の集まりです。それぞれが仕事を持っていたり、家庭をもっていたりと、暮らしの条件は様々ですが、週1回のライフワークを中心に、自分達で高め合いながら織りに取り組んでいます。 ◯作品2011年 6月 3月 九州ちくご元気計画 カテゴリ
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![]() 服地にはちょっと固いかなと出番のなかったチェビオット2種を黒に染めました。 ハードな方を経糸に、それより少し弾力のあるほうを緯糸に。 太番手の原毛を細く紡ぐとす~っと原毛が抜けて紡ぎにくい。 このような硬い糸ではふくらみのある布にはならないけど、、ご依頼の石のように固い布を作るにはこのくらいの硬さでないとと指先を見つめながら頑張れと自分に囁く。 ![]() このご注文は3年前にお受けしていたもの。 その時は、久しぶりに服地が作れるのが嬉しくて念入りに試織の布をお送りして連絡を待っていました。 が、音沙汰無し、、きっと試織の布を見て気に入らなかったんだろうねと自分の腕の無さに気落ちしてこちらからは連絡しませんでした。 ところが驚いたことに、続きをお願したいと、かつて私が送った試織の布を持って依頼主様が来られました。 丁寧に3年間の無礼を詫びられ、中断の理由をお聞きしたらとても納得のいくものでした。 (試織布がダメだった訳ではないとわかりほっとしました) 新たなご希望としていつまでもへばらない硬くて丈夫な布をとのことですが、所詮布ですから限界があります。 けれどお話していて今私が目指している布作りそのものだと感じて、今がそれを試すときなんだと思いました。 果たして思い通りの布ができるかはやってみないとわかりませんがワクワク心躍る挑戦です。 と言う訳で、ただ今、戦闘モードに入っています笑 教室の方はコロナの感染が気になりますが皆さんマスクをしながら楽しんでもらっています。 手織り体験者の方も熱心に織られています。 昨年に続き参加してくださったkさんは綾織りに挑戦です。 編物をされるので糸には慣れてありますがやはり踏み木の踏み間違いがありなかなか先に進みません。 そこはスルーしましょうと言いましたが納得がいかないらしくて時間をかけての織り上がりとなりました。 見事な織り上がりです。 うちの生徒さんでも初めての綾織りが完璧ということはありませんから大したものです。 しかも最後の方は変化織まで。 ![]() 特に織耳がきれいに揃って美しいです。 絹しか織ったことがないのでウールは難しかったそうです。 引き続き手織り体験しております。 朝の散歩と日の出が一緒のこの時期。 我が家を染める朝日に感動。 左が母屋、右が工房。 だんだんと寒さが増してきました。 皆様、風邪ひかれませんように。 #
by shokobo
| 2020-12-10 16:58
| 織り・染め・紡ぎ
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![]() 毎年恒例の地元の小学生を招いてのチャレンジ学習。 自分たちが着ている服はどうやってできているんだろう、、というところから始まるお勉強です。 ちょうど弾けたコットンボールを見せて、これから糸を作り、、機織りして、、布が出来上がるまでの説明をします。 人が長い年月をかけて試行錯誤して作り出したことを10歳前後の子供たちに理解してもらうのは難しいです。 そして、みんな同じ色の無い服ではつまらないので色を染めることを知り、いろんな形や色の服を考えて着て楽しんきたことも同じく難しい。 今は服はお店で買うけれど昔はお母さんやおばあちゃんが糸から作ってくれていたんだよと言ってもピンとこない笑 布を織ったりそれを染めたりするところを見たことがないから仕方ありませんね。 ともあれ実際に機織りや藍染めの体験を通して少しでも話したことの片鱗が記憶に残ればと願いながら一緒に楽しんでいます。 今年はトートバックを板締めにして藍染めに挑戦。 ぶかぶかの手袋をして恐る恐る藍液に手を突っ込みます。 そして60数えて布を引き上げて板を外すとワァ~と歓声が上がります。 数年前までは男の子だと手が青く染まるのが面白いらしくわざと手袋に藍が染み込むようにしてふざけるのですが、この頃は男の子でも手が汚れるのを嫌う子が増えてきました。 服が汚れることもなくお利巧さんばかりです。 本当は手を真っ青に染めてふざけあって、先生から叱られる姿を見たいのですが、時代ですね。 そうそう、今年はコロナ禍で子供たちもマスクをつけての体験となりました。 2台の機に経糸をかけていますのでほぼご希望の日に参加可能です。 水・木・土曜日と第2,4日曜日です。 年明けも継続しますのでよろしくお願いします。 #
by shokobo
| 2020-11-29 12:20
| ワークショップ
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![]() くるっと丸めた布は私愛用のミニミニマフラー。 洗濯機で洗えてしかも上質なものをと試行錯誤していた時の試し織です。 スーピマ綿の経糸にカシミヤ手紡、ウール手紡、綿手紡と、強撚に紡いだウールも織り込んである。 洗濯機で普段の洗濯物と一緒に何度か洗濯して風合いの変化を確かめたので極端に縮んでいるところもある。 新しい素材や違素材の組み合わせを考えるとき、頭で考えるより試しに織ってみたほうが確かでさらに思いもつかない風合いに巡り合うこともあるので必要な作業。 実際にこの中からいくつかの組み合わせの巻物を織ってきました。 カシミヤとスーピマ綿の組み合わせはウールにない軽やかさとやさしい肌触りがたまりません。 普通、試し織はサンプリングしておくのですが 幅15㎝位で長さは120㎝、首に2回巻いて端を挟み込んでちょうどなので首が寒い今の季節には重宝しています。 古民家暮らしの寒さ対策に一役買っています。 早朝のラムとの散歩は必ず巻きます。 そろそろ他の物をと思うのですが洗うたび(もちろん洗濯機で)ふんわり蘇りますので捨てる理由がない一枚です。 カシミヤ最強です。 幅も長さも増して普通マフラーサイズで機にかけています。 残糸もいろいろたまっていたので4枚分掛けています。 織りながら今年お世話になったあの人この人の顔が浮かんできます。 年末のプレゼントに良さそうです。 #
by shokobo
| 2020-11-17 15:12
| くらし
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![]() 今朝の霧は深かった。 雑草地も幻想的な白の世界。 気を付けないと服にとげのように突き刺さるアメリカセンダン草の実。 先日、どうしても会いたい人に会ってきました。 『私が住んでいるところは山の中よ』と聞いていたその人の住まいは、今や若い作家や自然に興味がある人の移住地として人気の那珂川町。 彼女は織り作家で長年、お仲間と展示会をしていました。 センスのいい織りの服はとても人気でした。 私の展示会にも毎回来てくれて親交を深めてきました。 4人のグループが3人になりそして3年ほど前に彼女が体調を崩して休んで、その後2人展になってとうとう作品展も終了。 この頃よく聞く『織り終い』ですね。 暫く会っていない彼女を元気づけようとおせっかいで出かけました。 コロナ禍でもあるから玄関先で顔見るくらいにしておこうと家のそばまで行って℡してみました。 びっくりさせてしまいましたが彫刻家のご主人と笑顔で迎えてもらいました。 結局、家に上がり込んで長話。 3年前、体調を崩して歩くのもままならないようになり織り終いを決めたそうです。 ところがつい最近、玄関の暖簾が色あせたので織ろうと思い立ったそうです。 織り道具の多くは処分していたことに気づき、また人から譲ってもらったりして取り掛かったところ整経の仕方を忘れていたそうです笑 バラバラの糸を何とか筬に通して織りあげたけど少し短くなったよと機から下ろしたばかりの暖簾を見せてもらいました。 藍の地にこげ茶と少しの白。 彼女の見慣れた色合いでした。 いくつになってもその人の感性って変わらないんだと思った。 年齢は86歳。 目立った皺もなく背中も曲がっておらず10歳以上若く見える。 織りは60歳から始めたそうです。 織り終いしたつもりだったけどまた織りたくなったそうです。 この頃弱気な私の心を察したか?貴女とは20歳も違うのよ、まだまだこれからよと励まされる。 励ますつもりが反対に元気をもらって、笑 途中、休憩が多くなったけれど飽きることはない。 自宅では定番のカシミヤ手紡ぎ網代織ストール。 お供はラム。 あんたも長生きしてね。 #
by shokobo
| 2020-11-08 11:31
| つながり
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![]() ![]() ![]() ![]() ![]() #
by shokobo
| 2020-10-24 15:27
| ワークショップ
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