◯翔工房
紡ぎ、染め、織る。福岡県小郡市の田園風景の中にある、織り物の工房です。 ◯SHOテキスタイル研究所 翔工房の教室の中から、より高いレベルでやってみよう!そう思った人の集まりです。それぞれが仕事を持っていたり、家庭をもっていたりと、暮らしの条件は様々ですが、週1回のライフワークを中心に、自分達で高め合いながら織りに取り組んでいます。 ◯作品2011年 6月 3月 九州ちくご元気計画 カテゴリ
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1 ![]() ![]() あと数日で8月が終るのに暑くてたまらない。 ![]() ![]() 今年の茜はシェットランドを染めたもので繊維は短め、張りもある。 ![]() お湯の中で暫く布をもみ込むと布の表面を水滴がコロコロ転がるようになります。 ![]() 昨日は熊本県の山鹿に行ってきました。 ![]() 工房の染め場の木陰にひっそりと咲くホトトギスが早く秋を招いてくれますように。 ▲
by shokobo
| 2018-08-28 11:39
| 織り・染め・紡ぎ
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![]() 台風が接近中ではありますが秋の気配を少しだけ感じながら縮絨。 風になびくマフラーはこの冬のメインにする花織マフラーです。 今年の猛暑にはさすがの私もへこたれ気味でした。 教室休みにするべきだったかなと反省。 前は8月と12月は休みにしていた時もありましたが働いている方にとっては休みが続く夏冬こそ開けてくださいと言う生徒さんの要望に応えて休みなしの通年教室にしています。 この頃私も夏休みしたいと思う年頃になりましたので休みの有り無し少し考えてみたいと思います。 そんな訳ですから8月は遊びでお休みと体力的に無理と休む方が多かったです。 どちらもいいと思います。 自由に自分のペースで楽しめる教室でありたいと思っています。 そんな中、今年の記録的な猛暑にも負けず頑張った方たちのこと記録しておきます。 ![]() 一番暑かったお盆前2日がかりでウールのローズマリー染に挑戦した二人。 ![]() ◎1日目 細かく刻んだローズマリーを煮だす(今回は3回) 鉄で後媒染にしたいというので煮出した染液に水を足して温度を下げ原毛、カシミヤ糸を染色。 1時間くらいかけてゆっくり温度を上げブクブクさせないように1時間染色してそのまま自然放置で翌日へ。 ※猛暑のなか染め場は一日中火のつけっぱなしでした。 ◎2日目 原毛、糸を取り出した染液を二つに分けそれぞれに水を足し元の量にして、それぞれ火をつける。 片方に木酢酸鉄を入れ原毛、糸を入れなるべく早く沸騰させる。 そのままブクブクさせないように20分ほど媒染したら片方の染液の鍋に原毛、糸を移す。 また20分ほど染色して少し置く。 ![]() ![]() 冷めたら(暑くてなかなか冷めなかったけれど)良くゆすいで染め上がり。 いやはやお疲れ様でした。 ![]() ![]() 泥棒さんスタイルでそうです。 日頃は天神界隈を闊歩するオシャレさんなんですが、、残念。 二人の頭上には寒冷紗を張っているのですが今年の夏はこんなもの何の役にも立たないくらい暑かった! 染まった色はモスグリーンがかった優しいグレーでした。 ローズマリーの爽やかな匂いは染めている時だけで染まったものからはかすかな鉄の匂いしかしませんが二人ならローズマリーの匂いまで感じるようなものに仕上げてくれるに違いありません。 楽しみにしています。 もう一人頑張り屋さんがいました。 ![]() ![]() 色の順番を考えながらの熱い戦いでした。 彼女も日焼けが凄かった。 今週から機に掛けますがこれは柄あわせが大変だと思います、頑張れ! そういえば大御所を忘れていました。 猛暑の始まりごろでしたが服地の縮絨大変だったと思います。 萩さん、ペットボトル片手に脱水症にならないように頑張りました。 ![]() この頑張りが作品に表れますように。 ▲
by shokobo
| 2018-08-21 11:02
| 四季
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![]() 今日は総勢33名のお客様が藍染め体験にやってきました。 朝、体験の準備をしていたら「1分間の黙とうをしましょう」と町内放送がありました。 今日は広島に原爆が投下されて多くの尊い命が失われた日でしたね。 今、藍染体験しに来た子供たちの可愛い笑顔の写真を観ていたら何だか胸が熱くなりました。 ![]() ![]() ![]() 人数が多いのと一人が染める枚数の多さにびっくり。 てぬぐいとハンカチとトートバックの一人3枚、、34×3です。 今回は佐賀県上峰町の図書館のサマースクールに参加した子供たちでした。 20年ほど前、何度も私が出向いて藍染、草木染、フェルトを教えていたところです。 バブル崩壊後、予算が取れなくてお休みしてましたがやっと出来るようになりましたと担当のMさんから依頼の電話。 嬉しかったです。 偶然にも古い手紙の整理をしていたら懐かしい写真が出てきてMさんのこと思い出していたところでした。 ![]() この時教えていた子供たちの子供が今回来ているかもしれない、、、そんな昔の写真です。 こんなに多くの体験を一度に引き受けることができるのは助手の井手さんと萩さんがいつも協力してくれるからです。 ありがたいことです。 ところが今日はそれでも足りなくてあたふたしていたら7月に辞めた元生徒さんが遊びがてら来てくれました。 助かった~。 炎天下で快く手伝ってくれました。 3人さんありがとうございました。 御一行が帰られた後、お茶しながら話したことは「子供たちの笑顔に元気もらったね」でした。 この子らがすくすくと育つ平和な世界でありますように。 ▲
by shokobo
| 2018-08-06 22:15
| つながり
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![]() 私の定番の制作、茜のストール制作。 すでに織り上がって後は飛び目修正や房作りをして縮絨すれば出来上がりです。 思い返すだけでぞっとするくらい体中がギシギシいっていたあの体調の悪さはすっかり治りました。 今は停滞していたあれこれを端から片づける日々です。 ![]() ![]() ストールの経糸を部分的に括っていろんな色に染め分けまた組み合わせて織るとか。 写真の経糸の塊が4~5本。 設計図見ただけで”やめとけ”と言いたいところですが若いし失敗してもやれるところまで挑戦してほしいと思うので黙認。 Tさんが37度超えの炎天下の染め場で格闘中、可愛い見学の方が来られました。 何でも東京の女子美を卒業して尚且、織りを勉強したいとのこと。 大学では簡単な織りしか教えてもらわなかったので組織図が読めないそうです。 良く聞く話です。 これまで何人か大学の染織科卒の方に組織図の見方や染色を教えたことがあります。 私が知っている染織科のある大学でも織りは平織りしか教えないそうです。 でも素敵な作品つくっている方何人も知っています。 大学は他にもいろんな勉強がありますから仕方ないですね。 それでも大学に行っていない私からすればテキスタイルに関するいろいろな知識が浅くであっても広く学べたはずですから羨ましい限りです。 私自身、夜学の専門校だったので講義などは眠くて眠くて。 ノートの文字はミミズがのたうちまわっているだけで何を聞いたか、何を書いたかさえ覚えていないことが多かったです。 だから卒業して染織を一生の仕事にすると決めたとき勉強しましたよ。 組織図の読み方だって公式のように読み解くことは出来ても実践してみると分からないことばかりでした。 今のようにパソコンもないしメールもできないし本だって少なかったので時間がかかりました。 よく思うのがうちの生徒さんは週1回の勉強で1年もすれば組織図も読めるし織れるし染だって上手。 あの頃の私なら毎日やっても3年はかかっていたと思います。 でもねこの頃思うのです。手織りの勉強する意味とは? 楽しみ?職業にする? 先日も地元の染織学校の生徒さん1年目の方7名が卒業後の進路の例として私の話を聞きに来られました。 昨年に続き2回目です。 織りの勉強をした後、染織関係の会社に就職するか個人で工房開設するか、、ってとこでしょうか。 真剣なまなざしで聞いてくれる方々に本音が出てしまいどちらも難しいですねと答えてしまいます。 手織りとなると2本の手で作るものに数的にも限界があり生活を立てることは極めて困難なのです。 それでもSNSや雑誌などで自然の中でゆったりと暮らしながら手仕事で生計を立ててる作家のようになりたいと思うのは現代の若い方の憧れのようです。 (その方たちがどれほど時間を費やし努力しているかは見えていないようです) でも難しいこと出来そうにないことに挑戦することは楽しいと思うのです。 私も貧乏で苦しい生活していたくせに織りだけは楽しくてやめられなかったから、、 何だか熱く語ってしまいましたが私も工房移転を機に手織りを教えていくことについて今一度考えて進みたいと思っています。 ![]() この道を通ってくる方々を想いながら一日を終える。 ▲
by shokobo
| 2018-08-03 11:04
| 織り・染め・紡ぎ
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