
1m幅に1200本の経糸を仕込みました。
昼夜織なので綾返しして綾棒を残したまま巻き取るのは難しいので(手紡ぎの糸でなければ問題ないのですが)ダイレクトに綜絖通ししてから巻き取ることにしました。
太い糸と細い糸の裏表です。
先に織りあげた黒の縮絨も急ぎたいのですが、、出来れば4月のITOBA展に出したいので織り始めるところまでやってみないと気持ちが収まらない笑
傍らの窓の外の風景は。

丁度、素敵な虹がかかってます。
数日前からブルトーザーが行ったり来たりしてどんどん地上げが進んでいます。
写真の左端の道は毎朝のラムとの散歩道。
真ん中で切れちゃったよ。

一昨日の散歩で写真撮ったところあたりだね。
これが最後の写真になってしまった。
寂しさもあるけど、新しい道も出来ることだし気持ちを前向きに前向きに。
先週は手織り体験に二人来られました。
ひとりはずいぶん前に見学に来られた方でお顔はすっかり忘れていましたが、少しお話して久米島紬を織られていた方だと思い出しました。
綾織りに挑戦されましたが思うように進まず、もう一日来て仕上げの縮絨まで習いたいそうです。
着尺を織られる方は柔らかいウールの織りに慣れるまで時間が掛かります。
しかも踏み木が4本になると更にです。
でもとてもきれいな織り耳です。
仕上がりを早く見たいです。
もう一人はリジット機を買ったばかりの初心者さんでした。
下関から来られる途中交通事故の影響で車が動かないのでどうしようか迷われていましたが、昼過ぎに織れるところまででいいからと来られました。
こちらはガラ紡をかけていたので平織りで。
1mちょっと織られたところで時間終了になったので続きは私が手伝いました。
房を作って水通しをして今日発送しました。
木綿なので夏も日よけ代わりに使えますね。
織り、とても上手だったから続けてくださいね。
そしてまた工房へもお出かけください。

さて、また明日は教室です。
福岡は緊急事態宣言も解除されて少し気が楽になりましたが、これからも感染予防は手を抜かず手織りを楽しみたいと思っています。
お休みの生徒さんたちと早く会いたいなと思う3月の始まりです。