やっと届いた大量の糸にてんやわんや。
アフガニスタンのトルメキスタン族が紡いだギャッペやキリム用の糸が大量に届きましたよ。
自然色と草木染の2種類ですが荷を開けてびっくり!
え、どうしてと頭の中が一瞬真っ白。
糸が、、切れてる~
何じゃこれは?
5~6mで切れた糸を200本ほどづつ束にしたのが無造作にぐるぐる巻いてあるだけ。
どこも縛りがないからうっかりして広げたらバラバラ、、
う~ん、どうしようか、、一日考えて1.5mぐらいづつ荷造りひもで縛って切り分けることに。
そうだよね、キリムもギャッぺもシャトルで織るわけではなく指で織ったり結んだりしているのだからこの形でいいんだ!
糸は乱れないように綛やコーン巻き状になっているのが当たり前と思い込んでいた気持ちに穴が開いて新鮮な風が流れ込んだ気分です。
もつれた糸をほぐす時間を楽しむくらいの気持ちで制作したらきっと人に安らぎを感じてもらえるようなものができるに違いない。
思えば昨年の夏は草から糸作りました(笑)
獣毛から糸も作る、、そんなことばかりしている私や工房の生徒さん達にはもってこいの糸です。
最初の写真は自然色のほうで糞尿の臭いがすごいのでNさんと萩さんがせっせと湯洗いしました。
こちらは6~7mはあったので一本づつ巻いて玉にしてからカッコよくマットシャトルで織ったほうがいいかも。