やっとノッティング部分に終わりが見えてきました。
年明けの教室はお休みが多くてのんびり。
風邪ひきさんが多いのはお正月頑張りすぎたせいでしょう。
手持ち無沙汰もあって私も機に座らせてもらっています。
おかげで手間のかかるノッティング入りのストールは順調に織り進んでいます。
せっせと結びつけている糸は経糸の切り離し部分です。
最後の結び目がそのままです。
この部分は布が織り終わる度にほとんど捨ててしまうのですが
茜だけは捨てられずいつか使おうと大事に仕舞っていました。
今回やっとこの残り糸を使うことにしました。
濃度も様々、原毛の種類も様々、同じ茜染ですがそれぞれに違います。
それぞれ原毛洗いからしてますので触っただけで原毛の種類も分かります。
すっかり忘れていたストールや服地のことが蘇ってきます。
どれももう手元にありませんがそれぞれに精一杯のこだわりを詰め込んだことを思いだしながら糸端の結び目を解きまた結んでいます。
、、裏地にエルメスのスカーフを使われたあの方、お元気かなぁ、、
今日のおやつは、、
長崎県五島の実家でお正月を過ごしたNさんの定番のお土産。
餡餅にきな粉をまぶした素朴な味わいです。
きな粉をこぼさずに食べるのが難しいお菓子。
皆が美味しいというから毎回このお土産を買うために車で40分掛かるところまで行ってくれています。
ありがたいことです。
暮れにはお母様手作りのかんころ餅も頂き美味しかったです。
皆さんの優しい心あふれる工房です。