天候に恵まれたオープン工房今日終了いたしました。
GW明けも続けたのは今年が初めてでした。
生徒さんの中にはGWは家族サービスで参加できない方も多いのでどうかなと思いながらの延長でした。
意外や参加できてよかったという方や見学や体験の方もあり最後まで賑やかなオープン工房でした。
例年たくさんの方が参加するので効率よく数人で一つの染をするようにしていましたが今年は「自分の染は自分で一から」としました。
そんな訳でボールやバケツが染め場いっぱいに広がってどれがどれやら私には訳分からない状態になっていましたが一人の失敗もなく自由にやれて大満足のようでした。
皆の生き生きと顔で楽しんでることが分かるオープン工房でした。
福木染めは予想外の人気でした。
染めただけで幸福になれそうということでこれまた染めてる皆の顔が緩んでいました。
今は染織を卒業された方からの頂きものでしたが有効に使えて喜んでいただけたと思います。
昨日は地域の月遅れの花祭りが行われていて、「お参り客が少ないので来て」と世話役から電話がかかってきました。
ちょうど見学に来られていたTさんを誘ってちょこっと工房を抜け出してお参りに行きました。
ラムとの散歩でいつも通る小さな観音堂。
桶の中に小さな観音様が2体あり中に入っている甘茶をかけながらお参りします。
Tさんは初めての経験だそうで喜ばれていました。
新緑の木洩れ日の下で甘茶と煮豆と酢の物のお接待を受けて帰ってきました。
田舎ならではのサプライズな体験でしたね。
今年は毎日体験や見学の方が来られて忙しいオープン工房で正直疲れました。
ITOBA展で痛めた膝の痛みが取れなくて動くのが辛かったせいと開催前に内孫の初節句祝をした疲れが原因かも、、と言いたいところですがやっぱり歳のせいでしょう。
本日また歳を重ねました。
もう工房を閉じてのんびりした生活をしてもいい歳なのですが、もう少しだけ多くの人と関わりながら染織を楽しみたいと思っています。
また一年宜しくお願いします。
体調が悪かったラムも元気になりまた散歩の日課が始まりました。
我が家の周りの家が無くなり作物も作られなくなり草ぼうぼうの一本道、いずれ通れなくなるね。