オープン工房初日は藍染にふさわしい良いお天気でした。
今年は木綿や麻の藍染以外にウールの藍染も。
ウールは温度高めの30~40℃をキープしながらの染めなので気を遣います。
染めた後は、水中酸化なのでぬるま湯は流しっぱなしで。
鮮やかに、しかもフエルト化しないで染めあがりました。
今年は皆で共同でワァーと染めて後で分けることはしないで一人づつ自分の分だけ染めてもらうことにしました。
そのために一日の染める人数を少なめに設定しました。
人を当てにできないので各自ドキドキしながら染め終わるまでが緊張の連続だったと思います。
さぞかし疲れて帰ったことでしょう。
その方が本人のためと思う意地悪な私です笑
そんな緊張した中で初日から見学の方が3組も来てくださいました。
おひとり目は、はるばる愛媛県から来てくださいました。
このブログを読んでくださっている方でホームスパンをされているそうです。
ご主人とドライブ旅行中で立ち寄ってくださいました。
おふたり目は先日のITOBA展に来てくれて藍染体験をされた親子さんでした。
息子さんが学校に持っていくトートバックを上手に染めていかれました。
(写真撮り忘れて残念)
そして何とお母さんは今日来ていた生徒さんと大学の同期で卒業以来の再会だったそうです。
前にもそんなことあった気がします。世間は狭いです。
そして三人目は15年ぶりの元生徒さん。
嬉しかった!!
ご主人の実家の大分に親の介護に帰られた後、織りはお休み状態だそうです。
農作業に目覚めた彼女は綿を植えて紡いだ糸をたくさんお土産にくれました。
綿の他に藍や茜なども栽培しているそうです。
とても紡ぎが上手だった彼女は糸を紡ぐことは続けてくれているようですが
これを機に織りも再開してほしいと思いました。
オープン工房9日まで続きますが、7日は参加人数が少ないのでお休みにしてもらいました。
その日に来るのを予定されている方があったらごめんなさい。