◯翔工房
紡ぎ、染め、織る。福岡県小郡市の田園風景の中にある、織り物の工房です。 ◯SHOテキスタイル研究所 翔工房の教室の中から、より高いレベルでやってみよう!そう思った人の集まりです。それぞれが仕事を持っていたり、家庭をもっていたりと、暮らしの条件は様々ですが、週1回のライフワークを中心に、自分達で高め合いながら織りに取り組んでいます。 ◯作品2011年 6月 3月 九州ちくご元気計画 カテゴリ
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昨年は毎日雪が降って足を運んで下さるお客様に申し訳ないくらい寒かったのに今年は良いお天気でなによりでした。 相方の石粉粘土作家の緒方さんが毎日が楽しいねと言ってくれたのが嬉しかったです。 記念に[Road]という絵を頂きました。 私の作品はいつも観に来てくださ方には「え、ウールがない、、」とビックリされるものばかり。 木綿、麻、ムガシルク、古布、、 しかも年代物の頂きものばかりでした。 気持ちがいいくらいに切れまくるので何度も心が折れそうになりましたが何とか形になりました。 なんと今回の一番人気でした。 ギャラリーの責任者の方が「この細い糸が布になるんだという驚きを子供の見せる」といって購入下さったくらいです。 これも頂きもので2キロを超す量を2か月かけて切ってくれた井手さんに感謝。 これまた頂きものの山のようにある綿糸に織り込んでこれからのシーズンに着る服にしました。 今回久しぶりに自分でミシンかけましたww kさんの手紡ぎ木綿も好評でした。本人も見に来てくれて右のを持っていきました。 私より少し年上のお姉さんたちが広めていった手織りを楽しむ文化はバブルと相まってそれはそれは盛んな時期がありました。 しかしながらあれから30年以上経つとお姉さま方もリタイヤする方が増えてきました。 その年代の方は戦後の物のない時代に育っていますから欲しいものはその時買っておかないと無くなるという思いが強いのです。 なので押し入れの中に糸をしこたまため込んでいる方ばかりです。 いつか織ると思って買い貯めた糸ですから捨てるには忍びないという訳で「貴女なら有効に使ってくれるでしょう」と織り機と一緒に大量に届きます。 生徒さんにお分けしますがそれでも使い切れる量ではありません。 何より手放された方の思いが私の背中を押したと思います。 ひとつひとつに物語がある糸を布にして、、私にもそんな時が来るのかと思うと悲しくなったりして。 それから今回苦手な木綿を織って好きになりました。 ご来場いただいた皆様ありがとうございました。 ちょっと消化不良な作品だったと思いますので良いものが織れるように更に勉強します。 工房の方はGWにはオープン工房となります。 草木染三昧、手織りの体験講座もいたします。 プログラムはブログでお知らせしますので宜しくお願いします。
by shokobo
| 2019-03-04 14:55
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