おぉ早や、今年も今日で半分終わったよ。
回らない首は改善するどころか手や背中に分散したようでどうにもこうにも。
それでも日々の教室と制作は続きます。
今朝は雷鳴と激しい雨音で目が覚めました。
梅雨末期の豪雨、昨年の災害を思い出してしまいます。
今日は土曜日でいつもなら賑わう工房ですが久しぶりの休み。
間違えてくる人がいるかもしれないので午前中は待機。
双糸にしたカシミヤの撚り止めして窓辺に置いて外の景色を眺めてみたりして。
6月のあれこれ振り返ってみれば。
教室は涼しげな麻や木綿素材使いが多くなりました。
自分で染めた藍染のリネンに茜染の残糸で縫取り織りのストールを織っているのはkさん。
忙しい仕事の合間をぬって頑張った甲斐あってぐんぐん上達しています。
マイペースなNさんはこれも自分で染めた栗染めの木綿で織った服地の仕上げのアイロンかけです。
マーガレット風のベストにするそうです。
普段は冷房の効いた部屋での仕事でしょうからきっと役に立つと思います。
6月は新しい生徒さんが二人増えて賑やかでした。
二人ともすぐに役に立つガラ紡のマフラーを織り上げました。
そして二人とも2作目が機に掛かっています。
そして長期休んでいたSさんも元気に復活してくれて嬉しいです。
さあ、また大変だと思っていたら、二人辞めるそうです。
二人とも5年以上通ってくれたので織りの勉強は一通り終わっているので何も心配はいりません。
けれど毎週顔を見るのが当たり前になっていたので会えなくなるのは寂しい。
私だけでなく二人を慕っていた生徒さんたちがショックだったようです。
原因は? 先生、いじめた? と私に聞きます。
ひとりは介護をしなければいけない人が出来たから。
もうひとりはちょっと体調を崩されて気持ちが切れたのだと思います。
いいよいいよ、辞めたって今までの良い付き合いは消えませんって。
二人共そう若くはないから教室通いという荷物を下ろして身軽になるのを許します。
少し年下の私でさえ今、先に進もうか止めようか迷って肩に重石を載せて歩いている状態ですから気持ちわかります。
少しのんびりしてください。
でもね、二人とも織りは一生の楽しみになっているから、とっておきのメニューがあるときは呼びますから来てね。
長く翔工房に通ってくれてありがとう。
私はいつもここに居ますからね、織りで困ったことがあったら頼ってください。