ねむの木の花が咲き始めると梅雨、と思うのです。
てんとばえの線路のわきの大木は伐採されるらしいと聞くけれど今年も難を逃れて花を咲かせている。
5月はいろんなことが次々あって心から疲れたので思い立って夫と雲仙、島原に一泊旅行してきました。
何と27年前、普賢岳の噴火で大火砕流が起きた日でした。
6月3日、、繰り返しテレビに流れた火砕流に飲み込まれていく人の姿が忘れられません。
実物の普賢岳をみるのは初めてですが、火砕流が海まで続く景色に胸が締め付けられました。
お宿は雲仙。
小学校の修学旅行の記憶がよみがえる地獄めぐり。
上の方にはキリシタン弾圧の十字架の碑が見えますね。
遠藤周作の「沈黙」の一場面を思い出してしまいます。
翌日は島原へ。
武家屋敷通り。
前を歩く誰かさんは観光には興味がないのでさっさと歩いて行きます。
何軒か当時の生活が再現されていたところがありました。
台所から見るとお人形さんたちが楽しそうに食事してました。
島原の「銀水」は寒ざらしという白玉のみつかけで有名です。
狭い路地の奥の湧水のそばのお店は風情がありました。
20年前に店主のおばあちゃんは亡くなった後、一度途絶えた寒ざらしを再興したのは名古屋から来た地域おこし協力隊の女性だとか。
その再興までのドラマが来年放送されるそうです。
良いお話を聞いた後満足して帰路に着いたのですが些細なことで夫と喧嘩して口利かないで帰宅しました。
まったく仲良く出来ない夫婦であります。
ともあれ久しぶりの息抜きでした。
さて今年も半分終わって待ったなし。
秋のイベントに向けて突っ走る日々がまた始まります。
更に6月は新しい生徒さんが二人。
7か月ぶりに復帰する生徒さんが一人。
ますます大所帯の翔工房です。
田んぼに4種類の鳥がいます。
中央はシラサギ、その右下はゴイサギ、その下は名前は分からない、ツバメはうじゃうじゃいるけど動きが早くてどこだか分からない。
奥は翔工房。
白い軽トラックが走っているところを電車組の生徒達が歩いてきます。