GWが終わり工房は通常通り。
4月から染めの勉強に力を入れていた甲斐があって、ただ今、織り機に掛かった経糸はどれもカラフルです。
意外と色の傾向が似ています。
8枚綜絖の変化二重織りも新しい配色の糸が掛かっています。
GWの茜染で色が薄かったのが残念だったからと3人がリベンジをしました。
おさらいのつもりで自分たちでやってとほったらかしにしていましたが、3人が帰った後にこっそりのぞいてみたらいい色に染まっていました。良かった。
染めは何度もやることでコツをつかみますので3人の挑戦が嬉しいです。
私も服地織りはじめました。ハードウイックだけだからバリバリとトゲが立ったような布になります。
1メートル幅は両手を一敗に広げて織りますので両二の腕がプルプルです。
染め場のニオイバンマツリが咲きはじめて良い香りに包まれた工房です。
見上げれば一昨年枝を切り損ねて大木になってしまった櫨の木にも花がたくさんついています。
ところが今日、櫨の木と思い込んでいたこの木が櫂(学問の木)だったことを知りました。
15年前工房を改装した時、かぶれない櫨ですと言われて記念に植えたものですがまさか櫂の木とは。
染め場への通り道の狭い場所に植えたら成長が速くて通り道をふさぐので毎年ぞんざいに枝を切っていました。
これからは皆の織りの勉強が上達するようにお願いしながら大切にしたいと思います。