
うなぎの寝床での作品展終わりました。
白壁ギャラリーというイベントもあり連日多くのお客様で賑わいました。
私はうなぎに行ったり教室で指導したりと慌ただしい10日間で少々くたびれました。
うなぎに行くたび、テーブルに窮屈に積み重ねて置いていた研究生のマフラーが少なくなっていき最後にはスカスカになっていました。
嬉しいことです。今頃いろんな方の首に巻かれていることでしょう。
研究生が試行錯誤して作ったものをお選びいただいた皆様ありがとうございました。
そして手織りの服、、とても評判が良かったです。
特に男性物のジャッケットは糸から紡いで手織りして作ったものが珍しかったのでしょう。
会場に来られる男性のほとんどが袖を通してくれました。(うなぎの寝床は男性客が多い)
うなぎの代表の白水さんがブログに素敵な写真をのせてくれたおかげでわざわざ見に来て下さった男性も何人もいらっしゃいました。
しかも若い人が多く、きちんとしたジャッケットはリクルートスーツぐらいしか着たことがないような人たちでしたが『かっこいい、オシャレ、軽い、欲しい』といった感想でした。
私から見てもどの方もぐっと男前に見えてよかったですよ。
どの人が着ても実際に着てこられたシャツやパンツとしっくり合うラフさがよかったようです。
すぐに手が出る値段ではないけれど何時か作ってみたいという声をいくつも聞いて嬉しかったです。
このジャケットを作ってくれたテーラーさんからも一緒に受注会しませんかとお誘い頂きました。
この1年の服地作りを振り返って一歩前に進んだと実感しました。
次の一歩に続けるためにまた制作に励みます。

写真の奥に写っている女性は男性用以外の服を作ってくれたsさんです。
昨年の今頃までは翔工房の生徒さんでした。
もともと服のデザイナーだったのですが独立してうなぎの2階で服作りをすることに。
そんな経緯で翔工房の服も一緒に考えてくれることになりました。
なので手織りの生地のことはよく理解してくれています。
今後、彼女とともに翔工房の服は進化していきます。
いろんなことがひと段落ついて少しゆっくりしたいところですがスピナッツ主催のヒツジパレットに登録してしまったので今月いっぱいは制作が続きます。