金柑の甘露煮。

今年は小さくて数も少なかったけど3kはあったでしょうか。
小さい瓶ひとつだけ残して後は今日の生徒さんに持って行ってもらいました。
正月明けからメタボ対策のためにお医者さんの指示に従って生活を変えています。
一日10000歩、歩くこと。(達成はまだ1回だけですがほぼ毎日9000歩台です)
食事はいつもの3割減。
お菓子はご法度。もし食べてしまったら食事をその分少なくすること。
簡単のようで難しい。
1月は制作の事よりダイエットの事で頭の中がぐるぐるでした。
自分ではヘルシーな食事をしていると思っていましたが量が多すぎるのに気づきました。
大きくなった胃袋を小さくするのは大変なことで一日中お腹がグーグー鳴っています。
けれど食べることの意味やありがたさを考え直すいい機会になりました。
少ししか食べられないならばその分美味しく作って美味しく食べようと心掛けています。
夫にも協力してもらいゆっくり時間をかけて食事をするようにしました。
運動の事も1時間歩く時間があったら糸紡ぎしたいと思っていましたが、歩く効果は筋力をつけるだけでなく頭をすっきりさせ体もぽかぽかでかえって仕事の効率が上がったように感じます。
今年は10月の個展に向けてひたすら制作のつもりでしたが、今は足踏み状態です。
自分では丈夫だと思っていた体からのsosに耳を傾けてみると単に体の事だけではなくてこれからの生活の仕方そのものを考え直す時期に来ているのだと思い始めました。
体に必要なだけの本当に美味しい食べ物と体を暖かく包み込んでくれる1枚の布が今日の疲れを癒し明日への力をみなぎらせてくれる。
そんな極上な布が作れたら幸せだと思います。
明日から2月。1月の思いを抱いて一歩前に。


これは私が織物を教えに行っている「くろつち会館」という地域の公民館に展示してあったものです。
小学校の運動会の様子なのですが、子供たちは千成ヒョウタンです。
私は提灯ブルマをはいていた年代なのでこのユーモラスな形に
その頃のことを思い出して笑ってしまいました。
ヒョウタンの栽培を子供たちに指導したお年寄りが制作されたそうです。
芸術品ではないかもしれないけれど子供に対する優しさがあふれています。
物を作るってこんなことかもしれないとふと思いました。
実は私も柄は違いますが子供たちが絵付けしたヒョウタンの飾り物を先日の織物指導のお礼にもらったんです。機に吊るしてます。