手の間の扉には取っ手がありません。
陶板を組み合わせた大きな扉でそれだけ観ていても芸術品です。
私もそうでしたが始めての人はどうやって開けたらいいのか迷ってしまいます。
素直に手を伸ばしたあたりの陶板が指先の厚みぐらい浮いてるのでそこに指を差し込んで手前に引けば開きます。
季節柄まだ寒いので扉は閉めています。
これからこられる方にお知らせしておきます。
ギャラリー奥右手の壁は土壁です。
20センチほどの奥行きで棚になっているので原羊や紡いだ糸など飾ってみました。
黄土色の土の柔らかい色合いに茜の色がよく合っています。
ずっと茜に合う色を探していたのですがここで見つけた感じです。
花田さんの作品は手紡ぎウールのニットです。
翔工房は織物主体ですが自分で作った糸を形にする手段にニットもありだと考えています。
熟練した技が生きています。
さて、今日もまた福岡まで行ってきます。
手の間まで家を出てから1時間15分ほど掛かります。