9月は爽やかに過ごしましょう、、と書いてから、、すでに9月はあと数日。
この間、とても言葉では表せないほどの苦行をしておりましたよ。
翔工房は来年早々移転するのでHPのリニューアルが必要と思っていたら、いろいろ難しいところが出てきて新規作成となりました。
見積もりが結構なお値段でどうしたものか思案してたら行政の補助金もあるよって話になりまして地元の商工会議所へ相談に行きました。
「出るかもしれませんね」との優しい返答に嬉しくなって補助金申請をすることに、、
とんでもないことでした。
事業計画?
会社経営している友人からよく耳にする言葉でしたが私には一生無縁のものと思っていた言葉。
それ何?から始まって書類の作成にかかりました、、
書かれている、聞かれている言葉の意味がさっぱり分からないところからのスタートで経営コンサルの先生方にご指導頂きやっと出来上がりました(その歳で新しい事業を始められるのですか?と最初に言われましたが笑)
出来上がった計画書では5年後は売り上げが増え、私、やっと金持ちになる予定です笑
実は移転が決まってからの数年、私の年齢で新しい工房を建て、運営していくことが不安でたまらなかったのです。
これを機に教室は閉めたほうが良いのではと何度も考えました。
でもその度に、生徒さんと一緒に織りを楽しむことが私の生活そのものになっていること、教えることが私の天職だっただと気づき、辞めるのがつらかったのです。
この先のことを自問自答しながら、やっと『出来るところまで頑張る』と決心して事を進めてきたものの不安な気持ちを拭い去ることはできませんでした。
今回、初めての事業計画書作成でいろんな気づきがあり、不安が薄くなり、まだやれそうな妙な自信も出てきました笑
一生懸命頑張るではダメなことにも気づきました笑
移転する前の今回の経験、とても役に立ちました。
きっと神様が前に進んでも大丈夫だと教えてくれたんだと思います。
何事も必然という言葉が思い浮びました。
やっと熟睡できるようになり気持ちが落ち着いたのでこれ書いてます笑
工房の方の仕事はいつものように頑張っていました。
コチニールのブランケット織り上がりました。
後は縮絨ですが、茜の仕事が入ったのでそちらを優先して
ブルーフェイスのスライバーを紡いでいますが細くしなやかな毛なので自然と細く紡いでしまいます。
8~9番手になっています。小ぶりのマフラー2枚とのご指定ですがさてどうしよう。
こちらは28日の「染めもの屋ふく」さんでの綿紡ぎのサンプル作り。
2回の講習で初めて糸を紡ぐ練習をして更に織るのは無理ですが、何か形にして楽しんでもらいたいのです。夜な夜な苦手な編み物でフェイスタオル編んでます。
福岡県は今月いっぱいコロナ緊急事態宣言中ですが、
手織り体験には今月お二人がこっそり来られました。
工房広いので大丈夫。
お若い方でしたが秋のイメージでといろんな糸を織り込まれましたがステキ。
昨年に続き2回目のkさん。
お洋服の色にぴったりの紫系でまとめてシックに。
同じ経糸でも緯糸選びで印象はがらりと変わります。
引き続き、体験やっています。
ご一報ください。