◯翔工房
紡ぎ、染め、織る。福岡県小郡市の田園風景の中にある、織り物の工房です。 ◯SHOテキスタイル研究所 翔工房の教室の中から、より高いレベルでやってみよう!そう思った人の集まりです。それぞれが仕事を持っていたり、家庭をもっていたりと、暮らしの条件は様々ですが、週1回のライフワークを中心に、自分達で高め合いながら織りに取り組んでいます。 ◯作品2011年 6月 3月 九州ちくご元気計画 カテゴリ
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息を吹きかければ軽やかに飛んでいく小さな巾着袋作りました。 イメージしていたものにたどり着くのに6日もかかってしまった。 小さいものは手間がかかりますね。 白いところは羽糸と言って繭を煮て引き出したそのままの状態の糸。 絹と言えばしな柔らかくつやつやに光っているものが一般的ですがそれはセリシンというたんぱく質を取り除いたもので本来は麻のようにバリバリしています。 小さくて儚げだけど自立する袋を作るには麻ではなく絹糸の羽糸がぴったり。 縫い取り織りの技法には苧麻の手績み糸。 これが一番重要なところです。 一筋ひと筋の表情がこれもイメージ通り。 緩く、風、石ころ、水、雲、など引きこもりの生活を癒してくれてる普通の風景を形にしました。 納屋を取り壊した時に出てきたものを頂きました。 以来私のお宝。 桶に糸を績みためて、最後はひょうたんのように丸めてるのが可愛いい。 これ誰が績んだのですかと聞いたら、はい、と答えてくれそうに近くに感じます。 昔、布は家庭で糸から作って織ってきたという歴史を伝える最適な資料でした。 途中には結び紐も織り込みましたよ。 この紐も苧麻をより合わせて作りました。 先っぽの処理もあわじ玉結びというのに挑戦。 滑りの悪い麻なのでなかなかうまくはいきませんでしたが、何とか、、 袋織りしたことがある方はわかると思いますが普通に平織りしたところは塞がっているので縫わなくても底になります。 織り終わりの開き口を小さく三つ折りして縫えば、、はい、袋の出来上がり。 手ひらにすっぽり乗る大きさだから何の役にも立ちそうにありませんね笑 出来ればもっと小さいのが良かったけど私の大きな手では最初はこのくらいかなと。 これ作ろうと思ったきっかけはコロナに翻弄されて心身共に疲れ切った人が見たらほっこりする物つくろでした。 フェイスブックやインスタでフォローしてくださっている方々に工程をお見せしたら心がふわっと軽くなるのではなかろうか、、なんてね。 結局、一番癒されたのは私でした。 人々がコロナにおびえて自粛生活をしている中でも自然だけは変わりなく時を刻んでいきます。 当たり前の景色が今年は特別美しく愛おしく感じまた。 ちょうど4月5月の生命力にみち溢れた時期だから見ているだけで元気出ますね。 自然からも頑張れよとエールをもらっている気がします。 もっと自然に寄り添って生きていかなければねと反省。 せっかく作った「風船カズラ」の一部は地元の小郡市のふるさと納税返礼品にしようと思っています。 昨年から七夕織りとして掲載してもらっていますのでその仲間に入れます。 『ふるさとチョイスの七夕織り』で探してもらえばわかると思います。 写真を撮って市の担当の方にお願いしますが今の状況ではいつ載せてくれるかは不明。 昨年織った名刺入れやブックカバーも載っています。 良かったら覗いてみてください。 もしどうしても欲しいと思ってくださる方はこっそりお知らせください。
by shokobo
| 2020-05-15 15:51
| 織り・染め・紡ぎ
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