午前中帰省中の孫たちを送り出し午後からの予定に備えて工房に入る。
少し糸紡ぎして気持ちを整える。
糸を紡いでいると気持ちがすっとして仕事モードに頭が切り替わる。
気持ちを午後からの来客に備える。
私のルーティンってとこ。
予定より少し遅れて工房を訪ねてくれたのは
の13期生のみなさん。
うなぎの寝床の渡辺さんの質問形式で織りを生業とする私の歩んできた織りの道をお話ししました。
今年で3回目になります。
13期生は4月から博多織の勉強をはじめたばかりですが2年で織りの技術を習得するだけでなく世界に通用するクリエイターを目指す勉強をしています。
その中で博多織以外にも様々な織りの仕事があることを知ってもらい選択肢の幅を広げるという講義のひとつのようです。
年齢もバラバラでどんなきっかけで織りの道を目指そうとしてきたのか、、それぞれの想いは短い時間では分かりませんが織り機に座ってトントンやってるだけでは生活が成り立たなくて織りは続けられないことを伝えます。
こだわりを持って手で織った布はそれはそれは極上のものと思いますが趣味ならともかくそれで生計を立てていくとならばいばらの道(笑)
これまで何とか織りを続けてきた私の話が少しでもお役にたつことを願ってお見送りしました。