旅の4日目と5日目は江崎さんが35年前、商社勤めを辞めるまで一緒に仕事をされていた方たちがお世話して下さりました。
車出しから食事の手配、観光施設の入場券の購入まで江崎さんだけならともかく私まで便乗で恐縮の連続。
仕事上の付き合いが無くなって35年もたつのにの変わらぬ親切なご接待が続くなんてどんな関係なんだろうと不思議でしたが一緒に行動するうちにその深い繋がりに感動しました。
江崎さんは商社勤め時代に京都西陣と中国の職人さんの架け橋となり両者を繋いでこられたそうです。
その当時の中国の職人さんやそれを扱う業者の方にとって江崎さんは頼りがいのある同士だったんでしょう。
仕事だけの事ではなく深く中国に敬意をもって行動されていたことが今に繋がっているのでしょう。
江碕さんが当時は迄皆貧しかったんだよと言ってありました。
私と同年代かちょっと下の年代の三夫婦と少し年配の女性(このメンバーの中心的存在)と江崎さんと私、総勢九名の豪華な食事会が始まりました。
江崎さんが来ると毎回総出でご接待があるそうです。
私の横には日本語が上手な男性が座ってくださりいろいろお話弾みました。(後で江崎さんにお聞きしましたが、この方は当時は日本人に体よく使われてもめげることなく頑張って今の地位があることを聞きました)
一人っ子の娘さんは結婚で海外に住まれているとか。
可愛いお孫さんの写真を嬉しそうに見せてくれました。
僕は魚が大好きと最後に残った魚料理を残さず食べてありました。
中国では魚がメイン料理のようですが川魚だけどどれも臭くなくて美味でした。
また出てきた手長エビは次の日の昼食にも出てきましたから旬の食材なんでしょう。
日本でもよく食べる青梗菜は間引き菜のような極細で柔らかく美味しかったです。
大量のジュンサイ。胃袋に余裕があるならもっと食べたかった。
他にもこってり味の付いた豚肉や牛肉、鳥肉など高級なお料理が次々と運ばれてきたのですが胃袋が、、
中国に行くなら胃袋を鍛えなければという言葉は真実でした。
ペースが落ちた私に「スイカに逃げないでね」と頑張れコールが、、、
そろそろ皆さんの胃袋も落ち着いたところでかぼちゃのとろみのある少し甘い汁に白玉が浮かぶ料理を最後まで皆で回し食べて平らげて皆で乾杯してお開きになりました。
料理の美味しさに隠れた人と人の繋がりの味わい深さを知ったディナーでした。
最初二日にお世話になった方にも同じことを思いました。
旅はまだ一日あります。
飛び飛びですみませんがまた覗いて下さい。
一昨日の日曜日に大分県の方から工房に見学がありました。
この日は早朝から空き缶分別や公民館掃除などあり、さらに教室日でもあったのでバタバタしていましたが生徒さんが一人しか来なかったのでのんびり見学していただけました。
前からブログをみて気になっていたそうです。
結局教室に通われることになりました。
また新しい人との繋がりが始まります。
良いご縁と繋がりを大切にしたいと思います。