研究生の作品展の搬出を終えた翌朝、ピューンと飛行機に乗って東京に行ってきました。
目的のひとつは日本民芸館展の講評会出席。
今年こそは講評会に出席するぞと応募用紙の出席欄に○を付けて出したのです。
でも、、審査結果が届く前に家を出たので選外だったら滅入るなと重い気持ちで門の中に入りました。
恐る恐る会場に入って茜のストール見つけたときはホッ。
せっかく講評会に行くなら審査の先生方に意見をもらおうと欲張って5点も出したら4点入選してました。
嬉しい!
民芸館展に出品するようになったのは5年前から。
翔工房に研究生制度を作った時、研究生と一緒に頑張るつもりで応募し始めました。
でも日頃生徒さんに何だかんだ偉そうなことを言っているので選外だったら恥ずかしい気持でドキドキの毎年です。
講評会では先生方に私の茜ストールいい色だと褒めて頂きました。
誰も知った人はいないと思っていたのですが数名の方に声を掛けて頂きました。
千疋屋の個展の折に観てくださった方も声を掛けてくださり嬉しかったです。
もうひとつの目的は大阪から東京に引っ越したばかりの娘のところに。
荷解きか何か役に立てばと思ったのですがすでに片付いていました。
数年ごとの引っ越しを一人でこなしてきた娘、大したもので私の出る幕はありません。
おかげで孫と遊べるスペシャルな5日間のお宿でした。
これ読んでたらありがとうね。
孫ちゃんたちとのお楽しみはクリスマスリース作りを。
ヒイラギではなく那の木を使いました。
翔工房の守り神のように立っているご神木と呼ばれる木をスーツケースに詰め込んで持っていきました。
新しい住まいの御払いのつもりで 笑
目的を果たした帰りは、岩立フォークテキスタイルミュージアムに立ち寄ってきました。
フルカリという婚礼の時に花嫁にかぶせる布の展示会ですが細密な刺繍で埋め尽くされた布に込められた愛の大きさに感動しました。
私も精一杯愛のこもった布作りをしようと心新たにして帰路につきました。