先日の星のであい展でコットンを紡ぐ体験をした時の独楽が残っていました。
ぼこぼこして太いけど面白い糸です。差し上げるようにスタッフに言ってなかったのが残念。
秋口から翔工房の紡ぎ独楽(綿)がよく売れています。
全国各地にコットンが植えられてたくさんの方が糸紡ぎを楽しまれているのがわかります。
動画などで独楽をくるくる回して紡いでいるのを見るととても簡単そうで、、何より紡ぐ行為そのものに憧れがありますよね。
でも実際やってみるとこれが結構難しいものでして、、せっかく育てたコットンも独楽もお蔵入りの方が多いのでは。
私は教えるのが仕事なのでどうしたら早く覚えてもらえるかいつも考えています(紡ぎだけでなく織りもですが)
一番のコツは紡げる方に手を添えてもらうことです。
独楽の角度や繊維を引くタイミングなどは見ているだけではなかなかわからないところですが手を添えてあげると力加減がわかるので短時間で覚えられます。
教える方にも一人ずつ手を添えてあげることをお願いします。
自分でされる方は動画などを参考にして、その時紡げなくても2~30分でいいですから毎日続けてください。
きっと、あれっと思う瞬間があると思います。
独楽で紡いだ糸は紡ぎ車や糸車などに比べて回転がゆっくりかかりますのでとても柔らかく表情豊かな糸になります。慣れてくるとテレビを見ながら本を読みながらでも紡げます。
どうぞあきらめないでください。