草ぼうぼう。
隣の畑なんですが誰が見てもうちの土地に見えるのが残念。
アイコという名のミニトマト。
もう1000個は収穫しています。
生徒さんにもおすそ分けしているけれど食べきれない分はドライトマトに。
先日はご近所の農家さんに分けてもらったモチキビというトウモロコシ100本ほどを染色鍋で茹で生徒さんと山分け。
甘味はないけれどもちもちして美味しい。
姑が子供たちのおやつに作ってくれていたことを思いだしました。
翌日、お客様によかったらとお出ししたら昔よく食べましたととても喜んでくれました。
あんまり喜ばれたのでお土産に持って行ってもらいました。
福岡は連日の猛暑で、お昼頃外に出るとクラッとするくらいの熱気が襲ってきます。
それでも夏の生活を満喫しているこのごろです。
例年ならこの時期は染色はしないのですが頑張って染場にいることも。
たまにはこんなお客様も。
きれいな水色のしっぽが涼しげでした。
仕事の方は、夏休みをとっている生徒さんがいるので少し気が楽です。
先日から紡いでいた細番手の糸300gやっと終わりました。これはZ撚りの糸で、これからS撚りの糸を紡いで、一度蒸して撚り止めしてからもう一度よりをかけて独特のしぼのある布を織ります。
先日から強撚糸という言葉を使っていましたが意味が分からないと手紡ぎ初心者の方から質問がありました。なるほど。
読んで字のごとく強く撚りを掛けた糸の事です。強撚糸で織られたものでは着物地の縮緬(絹)やサマーウール(ウール)などがあります。
どちらも撚りをかけた糸が元の状態に戻ろうとするときに出る風合いを生かした布です。
手織りの世界ではもっとざっくりとしたものしかできませんが本来繊維が持っている力を利用した面白い技法だと思っています。
特にウールの形が自由に変わるところに魅力を感じています。
今回紡ぎ始めた糸でその工程をお伝えしたいと思っています。
しかしこれは私流ですので参考程度に。