今朝、長崎の元生徒さんからかわいらしい桃カステラが届きました。
ちょうど娘に『桃の節句なのに散らし寿司も何もない寂しい節句です』なんてメールしたところだったのでびっくり。
何でまた、と思い電話しましたが留守。
先日の展示会に来てくれてたので、後で話をしたかったのですが
気がついたときは帰られた後で申し訳ないな~と思っていたところでした。
桃カステラといしょに彼女の活動内容が載ったパンフレットが入っていました。
がんばって織りやっているんだと安心しましたが、
会場で会ったときの彼女、少し元気なかったかな。
じっくり話ししてみようと思っています。
地方で織りをやっていると不安になることがあります。
ただ、楽しみでやっているのならそんな事ないんだけど
織りで生計を立てたいとか、一流の作家になりたいとか思っている人には
地方に居るだけで取り残されているような気になるのは当然の事です。
私も若い頃はそうでした。
『私、何やってるんだろう』
その言葉が頭の中でグルグル回り始めると、もう何やっても上手くいかなくて
訳もなく涙をこぼしていました。
先日の展示会の座談会での質疑応答に『落ち込んでスランプになったらどうしますか』という質問がありました。
私の答えは『ただただ、やり続ける事』でした。
嫌になったら何時でもやめられます。
好きなら続けて先が明るくなるのを待つしかありません。
出口を見つけるまでの苦しい試行錯誤のあれこれが後で大きく役に立つのです。
桃の後は梅のお菓子。
太宰府天満宮の参道にある有名な老舗のお茶菓子です。
新しく入会される生徒さんのお土産です。
今度の展示会で研究生の作品に感激されたそうです。
やかましい私ですが宜しくお願いします。