いいお天気が続いています。
山歩きでもしたら最高だろうと思いながら今日も一日工房でひとり仕事しています。
工房にオレンジ色の光が入ってきました。そろそろ夕方です。
こんな日は夕焼けが茜色になると思います。
ゆっくり見ていたいと思うことがよくあるけどいつもその頃は夕日の見えない台所で夕飯作りです。残念。
昨日今日で母屋の座敷と次の間の畳替えをしています。
昨日は次の間の6畳が新しくなりました。
今日は座敷の8畳が新しくなります。
13年前に(高さ調節に敷いてあった新聞紙が平成9年でした)畳床を新しくしたので
今回は裏返しするだけで済みました。
新品のイグサの匂いはあまりしませんが
それでも青々とした畳は気持ちがいいものです。
前にお願いした畳屋さんに来てもらいましたが、ちょっとおかしな事がありました。
箪笥が重くて移動できないので中身を全部出してくださいとの事。
あれ~前回は、家具を移動するヘラがあるから中身はそのままでいいと言ってたのに。
ひとりでしますから手伝いはいりませんといってスルスル箪笥を移動して見せてくれたのに。
もうすぐ生徒さんが来始める時間なので慌てて中の服を出しました。
おまけにヘラを差し込む役を任されて あ~でもない こ~でもないとうるさい事。
そして車に畳を積むとき一言「うわっ重たか~」
うそ~畳屋さんでしょうに・・・
確かに藁ばかりでつっくた畳、しかも昔の寸法で一枚が広いから重たいのは分かっていますが、それはないでしょう。
いつも抱えているでしょうに。
でも納得しました。畳屋さんは70歳だそうです。
13年前とは体力が違っていたのです。
ちょっと仕事はぬるくなってありましたがきれいに仕上げていただきました。
代金を差し上げるとき、また宜しくお願いしますと言ったら「さあ、その時まで仕事できるかな~」と言ってありました。
確かに。手仕事はいつまでも出来そうですが体力しだいと言ったところでしょうか。
私の仕事は体力なくても出来ますが気力がもつかどうか。